エッセイ

人生百年時代をどう生きるか?

金沢南部地区(横浜市金沢区)の社会福祉協議会が発行している「福祉のこだま」第40号に私の投稿記事が載りましたので紹介します。

副題:「多様性」と「柔軟性」について

 私は十年前に立ち上げた合気道という武道の道場の代表兼指導者をしています。皆様もご存知の、テレビ時代劇の水戸黄門で活躍した女優の「由美かおる」さんは四段です。
 合氣道は、試合がなく勝敗もないことから、「和合」の武道といわれ、稽古では攻守を平等に交代するので、相手の技量を見極め、ケガをさせないよう気遣い、稽古が終われば「有難うございました」と感謝の気持ちを相手に伝えます。強い弱い・大きい小さいとかは関係ないのです。
 さて、私はこの四月から更なる進化のため、新宿区の合気会本部道場(柔道の「講道館」に相当)に週三回は通い、国内外から集った人種・国・性別・年齢を超えた人々、例えば、ふた回り若い巨漢のロシア人男性や合気道愛あふれるチャーミングな二〇代のアメリカ人女性も稽古仲間です。
 当クラブでも小三から六〇代まで共に楽しく稽古をしています。このように、「多様性」が日常になることにより、思考の「柔軟性」が養われ、ひいては身体の「柔軟性」にもつながると考えています。これこそ人生百年時代を迎え、最も大切なことではないでしょうか。
 多様性と柔軟性に興味のある方はホームページ是非をご覧ください。

コメント

  1. sugimoto より:

    Photo:防衛省体育館にて(令和4年12月10日)

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